妊娠中期以降の葉酸を摂る注意点

「妊娠中期以降に葉酸サプリを摂る場合の注意点」

 

妊娠中期以降は、通常の食事も含めて、1日あたり480μgの葉酸の摂取が必要だということを、まず覚えておきましょう。

 

妊娠中期以降は、妊娠前や妊娠初期のように、400μgの葉酸サプリが必要なわけではありません。

 

きちんとバランスの良い食事ができている場合は、葉酸サプリも100〜200μg摂っていればよいのです。サプリの摂取量には気を付けましょう。

 

この時期に過剰に摂取してしまうと、生まれた子供の喘息発症率が高くなります。

 

オーストラリアのアデレード大学の研究によると、妊娠16週〜30週に、葉酸サプリを過剰摂取していた女性から生まれた子供は、3〜5歳にかけて、小児喘息の発症率が高かったことが判明しました。

 

ただし、この研究の対象女性は、合成葉酸サプリを1日に1000μgと、多量摂取していたということなので、良質な葉酸サプリを、摂取量をきちんと守って飲んでいれば、何の問題もないと考えられます。

 

妊娠中期以降に摂取するサプリは、なるべく天然由来成分の葉酸を配合し、1粒あたり100μgほどの少ない用量のものを選びましょう。

 

 

「食事とサプリでバランスの良い摂取を」

 

葉酸は、胎児の神経管閉鎖障害の予防効果があるということから、既に神経管が形成された妊娠中期・後期には、必要ないと思われがちです。

 

でも、赤ちゃんの成長や、母体の健康を守るためには、妊娠中期以降もとても大切な栄養素であることに変わりはありません。

 

食事だけでは必要量を摂りきれないので、中期以降に葉酸サプリの服用をやめるのではなく、食事とサプリでバランスの良い摂取を心がけましょう。

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